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lecture:prog2:wsl2cc [2020/09/10 17:04] sano 作成 |
lecture:prog2:wsl2cc [2020/09/11 21:25] (現在) sano |
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====== Windows10 WSL2 のC言語開発環境 ====== | ====== Windows10 WSL2 のC言語開発環境 ====== | ||
- | macOS は Linux開発の元となった Unix系の流れを汲んでいるため、大きな手間なく Linuxライクな開発環境を準備することができます。 | ||
- | ==== 1. ターミナルの起動 | + | ==== build-essential パッケージをインストール ==== |
- | macOS 標準のコマンドラインベースのインターフェイスである**ターミナル.app** を起動します。 | + | //apt install// |
- | {{ mac-terminal.png }} | + | sudo apt install build-essential |
- | ==== 2. 開発環境のインストール ==== | + | {{ wsl2cc.png }} |
- | 起動したターミナル上で以下のコマンドを入力すると、自動的に開発環境のダウンロードとインストールが始まります。 | + | |
- | + | ||
- | xcode-select --install | + | |
// | // | ||
- | もし、すでにインストール済みの場合は、以下のようなエラーが出ますが気にしない。 | ||
- | {{ mac-xcode.png }} | ||
- | |||
ターミナル上で// | ターミナル上で// | ||
cc | cc | ||
+ | // | ||
以下のように「エラー:入力ファイルがありません」と言われたら準備完了です。 | 以下のように「エラー:入力ファイルがありません」と言われたら準備完了です。 | ||
- | | + | |
- | | + | {{ wsl2cc2.png }} |
+ | |||
+ | ==== (おまけ)簡単なC言語のプログラミングソースをコンパイルしてみる ==== | ||
+ | Ubuntu Linux に最初から入っている **nano** というテキストエディタで、試しに簡単にCコードを書いてコンパイルしてみましょう。ただし、実際の演習では、Visual Studio Code などのより高機能なエディタを使うことをお勧めします。 | ||
+ | |||
+ | 編集したいファイル名を指定して nano を実行します。 | ||
+ | |||
+ | | ||
+ | |||
+ | \\ | ||
+ | nano が起動したら、適当なCのソースコードを入力してみましょう。 | ||
+ | {{ nano.png }} | ||
+ | |||
+ | \\ | ||
+ | Ctr-O(コントロールキー + O)でファイルに書き込みます。ファイル名を確認してエンターキーを入力します。 | ||
+ | Ctr-X で nano を終了します。 | ||
+ | {{ nano2.png }} | ||
+ | |||
+ | //cc// コマンド(Cコンパイラ)で、ソースファイル hello.c から実行ファイルを作成します。 | ||
+ | cc hello.c | ||
+ | |||
+ | //cc// コマンドは、何も指定をしないと a.out という名前の実行ファイルを作成します。a.out を実行(./ | ||
+ | ./a.out | ||
+ | |||
+ | a.out が実行され、Hello World! が出力されました。 | ||
+ | {{ helloworld.png }} | ||